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シンクロナイズドスイミングに魅せられた男子高校生の青春を描く。

泳ぎがヘタな水泳部員の進藤は、学園祭のシンクロチームのリーダーを務めることに…

しかし、水泳部の進学率の低さを理由に教育委員会は自粛を要請し、気落ちする進藤に転校生の立松が、反対運動を起こそうと提案。

立松の情熱に打たれた進藤らは教育委員会に直談判を試みる。

水泳部でのシンクロナイズドスイミングが禁止されたため、同好会立ち上げを思いついた進藤は、立ち上げに向けて立松と生徒会長の田中に掛け合うが、人数が最低5人必要だと突き放される。

その姿を見た水泳部顧問の佐久間は、女子大でのシンクロ勉強会を企画する。

女子大生の水着姿が目当ての生徒が殺到する中、暴力事件を起こし、留年したと噂される高原がなぜか入部してくる。

その後、女子大のプールで高原が溺れ、うろたえる進藤を横目に近くで練習風景を撮影していた石塚が救出。

その泳ぎを見た進藤は石塚を勧誘する。

5人目のメンバーを探す進藤は、水泳部の安田を勧誘。

シンクロに未練を残す安田だったが、周りの友人に逆らえず、参加を拒否するも進藤はなおも安田に執着します。

一方、田中は進藤らの企画を阻止しようと桜木女子高校とのプールを使った合同企画を押し通そうとします。

そんな中、学園祭の資金が盗まれる事件が発生し、進藤が疑われてしまう。

同好会が正式に認められ、意気揚々とする進藤達。

田中の計らいで桜木女子高校のプールの使用許可も得て、練習ができると気合いが入ります。

そこへ、シンクロ公演を反対する教頭の山岡からプールの貸し出しを禁止する要請がされる。

メンバーが山岡への対抗策を練る中、田中が自主公演を開いて街のシンクロ賛成派を味方につけてはと提案。

早速、先輩の佐藤に相談し、2日後にプールを貸してもらうことに成功した一同は、急な公演に向けて健康ランドで練習に励んでいく。

自主公演で汚したプールの弁償代と練習の一挙両得を狙い、プールつきの民宿を訪れた進藤ら。

アルバイトに励む中、知り合いの清正の提案で優勝賞金10万円のダンスコンテストに出ることになるも参加するには5人必要だと判明する。

合流が遅れている立松のもとへ戻る進藤だが、立松にシンクロはやめるとあっさり告げられてしまう。

民宿での仕事を終えた進藤らは、アルバイト代が借金分を満たしてないとわかり、新しい働き口を探す。

学園祭が1か月後に迫ったことから進藤はシンクロの練習と借金返済を兼ねた、プール清掃の仕事に立松らを誘う。

休憩時間中の練習で、進藤たちは息が合ってきたことに大感激するも、いまだに泳げない高原に泳ぎを教えます。

そんな中、無断で泳いだことをオーナーに怒られ、練習を断念せざるを得ない状況に陥る。

一方、悔しさを覚える高原は、夜の学校で自主練習に励もうとするが、偶然プールに居合わせた水泳部キャプテンの大地に目撃される。

水から引き上げようとする大地に抵抗した高原は、不意に大地の足を負傷させてしまう。

シンクロ公演の中止が正式に決まるも、後日、教育委員会が高校に視察に訪れると知った立松は、決定を覆そうとゲリラ公演の開催を進藤らに提案。

桜木女子高校に通うシンクロジュニアオリンピック候補のあつみにコーチを頼む。

一方、教師の小野川が婚約指輪をプールでなくしたと知った進藤は発見のため、奔走する。

ゲリラ公演の失敗後、田中が受験勉強に集中するため同好会から一時離れてしまう。

進藤らはシンクロ公演の実施を市長に直訴することを決心。

市長が訪れるライフセイバーショーが催される海へ向かった一行は、隊員が風邪で欠員していたため、手伝うことに。

麻子らも合流する中、進藤は合宿で勉強中の田中の姿を見つける。

ライフセイバーショー中の人命救助で表彰された進藤らは、地元で一躍有名に。

市役所にはシンクロ公演の中止を撤回する要望が増え、同好会に追い風が吹くようになる。

清正らも学校に乗り込み抗議デモを開始するが、受験勉強に集中する生徒からは不満が出るようになる。

さらに、放課後の学園祭準備中にシンクロの練習を見ようと一般人が校内に殺到。

学園祭の門が倒れる事故が発生し、とっさに人をかばった立松が負傷してしまう。

事態を重く見た山岡教頭は再び同好会の解散を求めます。

杉田の計らいで水泳部に入部した進藤ら。

5人で練習に励む中、同好会への参加を拒否していた生徒たちが手のひらを返したように入部を希望してくる。

その態度を快く思えない立松だったが、進藤は周囲の支持を得られたことを喜び、了承する。

一方、学校では石田高校との合併に伴い、プールを取り壊す準備が進んでいた。

シンクロ公演が認められ、進藤らは、目前に迫る本番に向けて追い込みに入る。

そんな中、観覧チケットが完成し、響子に渡すべきか悩む進藤に対し、田中は遠慮しないと宣言します。

一方、父の憲介に見にきてほしい立松ですが、券を送り返されてしまう。

わざと明るく装う立松を気にする進藤は、説得に行くよう提案します。