大阪府が高校の授業料の完全無償化を実施していく方針であることがわかりました。
嬉しい方が多い政策となると思いますが、無償化を受ける条件があるのか気になると思います。
この記事では、無償化を受ける条件や実現する可能性などを書いていきます。
大阪府の高校授業料無償化を受ける条件
大阪府の高校授業料無償化を受けるための条件には、どのようなものがあるのでしょうか。
これまでの条件に含まれていた所得制限については、公立・私立ともに所得制限を撤廃する方針であることを明かしています。
そのため、無償化を受ける条件としては、「大阪府民である」ということだけだと思います。
実際に大阪から他府県の高校に通う生徒も対象であることもわかっています。
大阪府の高校授業料無償化は実現する?
そもそも、大阪府の高校授業料無償化は、実現するのかどうか気になりませんか?
高校の授業料無償化は、約10年前にも実施が検討されており、失敗した過去があります。
大阪府、高校の授業料無償化 2024年度から段階的に – 日本経済新聞https://t.co/rmZbbUKedx
↓
10年ほど前に一度失敗してますよね。
その時は財源が「永続的に」は確保できなかったのですが、
今回は「永続的に」財源確保できるんでしょうか?
減債基金の復元用の財源を使うそうですが。 https://t.co/EEB4Th81x8— すが教(きょう)博士(工学) (@ShindowOPT) May 9, 2023
大阪府は、完全無償化に必要な予算は年間430億円ほどになると見込んでいることから実現時代は可能な状態になっているのだと思います。
実現できるかどうかわからない状態ならば、吉村洋文大阪府知事が授業料の無償化を明かさないと思うので、実現できる可能性は高そうです。
いつまで続く?
大阪府が高校の授業料無償化を実現することができたとして、いつまで続けられるのでしょうか。
過去に実施した際には、財源の維持ができなかったことから失敗に終わってしまいました。
大阪府は、カジノやホテルなどが集まった統合型リゾートの建設や万博の開催などが予定されていることからそこまでお金があり余っているとは思えません。
そのため、5年程度で終わってしまう可能性も十分にあります。
実現できたら素晴らしいですが、数年で終わってしまうのだけは、避けてもらいたいですね。
他の地域でも実現する可能性
高校の授業料無償化は大阪府以外でも実現できるのか予想していきます。
まず、大阪府以上または、同等の財政力がある都道府県としては
- 東京都
- 愛知県
- 神奈川県
- 千葉県
しかありません。
そのため、ほとんどの地域では高校の授業料無償化を実現することはできないと思います。
もしかしたら、東京都でも実施を検討されるかもしれませんね。
授業料の無償化の実現が難しい地域のお住まいの方は、生活をしていく中で少しでも節約していく方が良いと思います。
生活の知恵や節約術を以下のサイトから知ることができるので、ぜひ1度ご覧ください。
大阪府の高校授業料無償化に対する世間の反応
大阪府の高校の授業料無償化に対する世間の反応を見ていきます。
https://twitter.com/Thin_hairpapa/status/1656516325886525442?s=20
高校の授業料完全無償化は、
素晴らしいとは思う。
でも、大阪には高校はいくつあるんだ?
それって府民への負担が激増するって事だよね?高校の収入源が無くなるわけなんだから。。。
入学金だけでは、やっていけないだろ?— まさのり (@masanori_0329) May 10, 2023
高校の授業料完全無償化って義務教育じゃないのになんで必要やん?って思うけど今どき高校出てないと給料とかしんどいから高校まで義務教育にするつもりなら理解できるかも?でも私立は自治体が運営してる訳ではないなら対象外やろ。
これだけやったら皺寄せはどこに行くんやろか。
— きこ (@T23C3kn136KVzFm) May 9, 2023
まとめ
今回は、大阪府の高校授業料無償化を受けるための条件などを書いてきました。
高校の授業料無償化は、来年度から実施され、2026年は全学年が対象となることが明かされています。
高校の授業料無償化が永続的に実施できるのであれば、素晴らしいことですが、他の税金などでお金を取ることがないようにしてほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。